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20130208 今日の日活さん

2013年2月8日金曜日。長弘さま、(もしもご存命ならば)生誕90周年、おめでとうございます。


長弘 - Wikipedia
# by hamanokani | 2013-02-08 13:09 | 日活俳優など

20130207 今日の日活さん

『花のゆくえ』(1955年/監督:森永健次郎)

*冒頭近くでヒロイン2人(津島恵子・新珠三千代)が座る上野のベンチの、隣のベンチのカップルの片割れがおそらく露木護(クレジットなし。さすがに若いよなー)。
*坪内美子が経営するバーの客に衣笠一夫。
*津島恵子をはねていく車の運転手に植村進時代の長弘。「気を付けろ!」のセリフとアップあり。結構メイク入れてる感じの顔。55年といえば東映京都から日活へ移ったばかりの頃か。
*編物教室の雑務のおじさんに山田禅二。若干老け役。でもまだまだ痩せててステキ。禅ちゃん好きだワー。
*音楽会で新珠三千代の前の列に座る客に杉幸彦!(クレジットなし。この年の夏頃からクレジット有りの仕事がくるみたい。貴重なエキストラシーン。)
*津島が行く職安の職員に宮原徳平。(バックに職安職員役の花村典克がいたようないないような…。※この点はかなり不確か。でももしいたとすればこの頃は「花村信輝」か。この人と衣笠さんはホント「改名王」だね。)
*津島に電報を届けにくる郵便局員に小泉郁之助。
*津島が勤めるそろばん教室の奥さんに紅沢葉子。
*多々良純を先頭にして、そろばん教室に深夜押し掛けてくる酔っぱらい軍団に、光沢でんすけ、英原穣二などなど(この人たちクレジットなかったかも?)
*新珠の見合い相手金子信雄の母親に坂井美紀子(のちに「堺美紀子」だけどこの時のクレジットは「坂井」だった)。かなりの老け役。でも大きい役。
*水谷謙次(謙之)もどっかにいたようないないような…(「どっかに」ってのも失礼だけど…)。そろばん教室の酔客のひとりあたりだったかどうか??
# by hamanokani | 2013-02-07 13:56 | 日活俳優など

しまだゆきやす ガンダーラ映画遺産

「しまだゆきやす 映画遺産 2012年 夏」と銘打ったこの夏の2回のイベントのうちのその1にあたる、「しまだゆきやす ガンダーラ映画遺産」が、本日14時より日比谷図書文化館4階会議室にて開催されます。


2012年8月12日(日)14時~16時
「しまだゆきやす ガンダーラ映画遺産」
@日比谷図書文化館 4階会議室 (東京都千代田区日比谷公園1-4)
会費:1,000円
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問合せ先:短篇映画研究会(清水)
電話 080-5468-3251 http://d.hatena.ne.jp/tancho/

★イメージリングス旗揚げ後、
背徳映画祭・ガンダーラ映画祭に至るまでの足跡を辿る。(上映時間:96分)

上映作品
『ケーフェイ―偽の妹―』(1999)
『お化けトンネル』(2003)
『私の志集 三〇〇円』(2006)
『フェリーニの京都』(2008)ほか

詳細はこちらのブログを。
http://blog.livedoor.jp/gandhara_eigasai/archives/51816381.html

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しまだゆきやすさんの功績はやはり何と言っても映画プロデューサーとしての面が大きく、対して映画作家としての本人の作品はちょっとどうだろ?という人も居て、ある意味それは当たっているのかも。
でも対象物を見つめ尽くしたかと思うと、全体としてはフッと引いた目線で纏めた(と思われた)しまださんの作品群、私は好きでしたよ。

私が観てるしまだゆきやす作品はたった5本なんだけど、その内訳は、2勝(かなり好き)・2敗(かなり首ひねる)・1引き分け(ビミョーだと思うし途中で寝たのに何故かまた観たい)という戦績です。
ちなみにその「2勝(かなり好き)」のうちの1作品は、本日の日比谷図書文化館(というか元の日比谷図書館ですが)にて上映されます。

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しっかしそれはそうと、こうやって「当日のイベントの情報を当日アップ」などと体たらくなことをやっていますと、嗚呼、もしかしてワタシもブロガーだったのかも!と、かつては結構しゃかりきでブログをアップしていたような記憶がふつふつと甦ってきましたばい。

では皆さま本日は会場にて。
# by hamanokani | 2012-08-12 10:26 | 映画

8月7日のために。

先日8月7日はしまだゆきやすさんの一周忌で、そのすぐ後のお盆休みと相成りました。

しまださんってば、帰ってきてるんですかねえ?
帰ってオリンピックとか見てるんですかねえ。

ねえ?

というわけで(どういうわけだかわかりませんが)、もう数日が経過しておりますが、8月7日にちなんだ(つもりの)曲を2曲ほど挙げておきます。

「8月7日にちなんだ曲」も何も、要は「この1年間にライブなどで聴いたときに自分がフッとしまださんのことを思い出した曲」という意味でして、これはもう完全に個人的な思い入れに過ぎないのだよなと。
(別の人が聴けば、これらの曲は全く違う意味の曲となりましょうからね。)

でもとにかくお盆特別企画ということで、歌謡大会も兼ねましてひとつしゃんしゃんと。


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<8月7日のための1曲目>

◎YouTube - 田島貴男『髑髏』(※11月23日ひとりソウル・ツアー 広島 より)



※曲名は『髑髏』と書いて「しゃれこうべ」の読みで。
 元々はオリジナル・ラブの曲ですが、挙げさせてもらった映像は田島氏のソロライブのものゆえ、ここでは便宜的に「田島貴男」と表記しました。

※『髑髏』の歌詞はこちらで。
 http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B20133



<8月7日のための2曲目>

◎YouTube - ネタンダーズ『とてもきつい冗談』



※ネタンダーズファンにはお馴染!な、「雨の日の国道バンド」の曲として紹介されていたように思う。
 (その点は記憶が定かではないので、もし違っていたらごめんなさい。)


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いかがでしたか。
しゃんしゃんと納涼歌謡大会、お楽しみいただけましたか。

涙雨なんだかなんだか…、いやいやそんな情感あふれるものではなく、何だかゲリラ豪雨が来襲中の、本日8月11日。
そして明日はしまださん上映会なり。


しっかしまあそれはそれとして、「盆と正月」にのみブログ更新することにしとく!というのも、いっそ潔くて良いかも知れませんねえ。
と、久々の更新の弁をば。
# by hamanokani | 2012-08-11 15:25 | 雑文

『ミスピーチ 巨乳は桃の甘み』

※以下の文章、05・9/9に記す。

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『ミスピーチ 巨乳は桃の甘み』

先日、テアトル新宿のオールナイト『由美香Oh My Love!』にて、『ミスピーチ 巨乳は桃の甘み』を観る。
エンターテイメントに徹したとても楽しい映画で、まるで80年代のゆるーいロマンポルノのようでもあった(もちろん褒めてますとも)。

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ご存知の通り、これが林由美香さんの遺作となったわけであるが、(すでにあちこちのレビュー等でも言われているように)最後がこういう明るいコメディ作品、そして「盟友」たる吉行由実監督の手によるものだったのは、本当に良かったと思う。
(「良かった」というと語弊があるけれど、人間、誰しもいつか終わりが来るものならば、きっとこんな花道も悪くない。そう思わせる作品だったという意味において。)

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私は、「絵空事」として、きちんと作り込んである映画が好きだ。
上でも書いたように、かつてのロマンポルノには、かの宇能鴻一郎モノなどをはじめとして、ゆるゆるな、絵空事としての娯楽作がたくさんあった。

これらの作品群は、バカバカしくて、くっだらなくて、人生にとって大切なことなど何一つ語られておらず(だから褒めてますってば)、もちろん現在流行りの「泣ける映画」だったりするはずもなく、けれどどこか嫌いになれない、そんな愛すべき映画たちなのである。

で、私が観てきた数少ない本数で言うのでアテにはならないが、なぜかピンク映画では、この手の楽しい娯楽作にめぐり会うことが少なかった。
私がピンク全般に(特に近年の作品に)感じていたのは、どちらかと言えば、リアルに生きていく人々の息づかいであり、それはむしろ一般映画の延長上として、無理なく受け止められる世界観とも言えた。
そしてそれを、ロマンポルノとはまたひと味違う、ピンクの美点のように考えていたのだった。

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だから、実に王道の娯楽作にして、王道のラブコメ(!)に仕上がったこの作品には、新鮮な驚きがあった。
しかも吉行監督独特の、役者さんの自然さを損なわない演出の上手さが、コメディという場で、ますます光っていたように思われた。

どうってことないシーンなのに、思わず落涙しそうになった箇所がある。
由美香さん演じるヒロインは、若き日の彼をバイク事故で亡くした過去があって(『ギザギザハートの子守唄』の ♪仲間がバイクで死んだのさ♪ の世界と思っていただければ)、歳月を経て桃のキャンペーンガールを務める中で、元カレに瓜二つの男と知り合う。

初デートに男は自転車でやってきて、ヒロインは、かつて彼氏とバイクに二人乗りしていたように、今度は自転車で二人乗りして走っていく。
幸せな時間が、趣向を変えて一瞬よみがえったような、あのくすぐったさ加減がイイ。

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女優さんの鮮度が求められるエロ映画の世界(必ずしもそうとも限らないけど、まあとりあえず)においては、30代の女優さんは熟女役か或いは母親役かという、一種の棲み分けがなされている模様である。
(この点には別段異論などなく、むしろ、30代超にも「熟女」ということで付加価値をつけてくださるとは有り難たや、などと思っているほどで。まあ、そう思っている私は、もはや30代ですらないわけだが…。)

成人映画は基本的には男性のファンタジーを描くジャンルなので、熟女に母親、大いに結構なのだが、でも映画から離れてふと現実に立ち戻れば、それは実際の状況とは違うのは明らかだ。
だって、30代になったとたんに、急にいっぱしの「熟女」になってしまえるのなら、生きていてこんなに楽なことはないわけで。

『ミスピーチ』には熟女でもなく母親でもない(ちょっとネタバレ。由美香さんが演じた役柄は、実は「母親」だったりするんだけども、ステレオタイプの母親的ではないって意味で)、タダの30代女が出てきて、しかも魅力的にスクリーンを動き回る。このことは、とても意義深い。
これは脚本の勝利でもあるだろうし、主演の由美香さんの的確な演技に支えられてなし得たこととも言えるのではないだろうか。


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ここから2011年11月3日の記述です。


『監督失格』観てきました。
本当は(新作映画に執着のない私には珍しく)初日に観たいとまで思っていたのだけど、色々な要因が重なり、実に2カ月目にしてやっと。
鑑賞記念にということで、古いテキストを引っ張り出してみました。
つたないテキストであれ、「何かの手向けになれば」との気持ちになった次第です。


様々なドキュメンタリーで幾度も語られる林由美香さんは、しかし職業人としては、さらに多様な顔を持っていたように思います。
彼女のAV作品・ピンク映画を含めた多くの出演作の中でも、特に代表作と言われるのはカンパニー松尾監督『硬式ぺナス』・平野勝之監督『由美香』・いまおかしんじ監督『たまもの』の3本で、それは全くその通りであるかと。
で、それはそれとして、ネット上に(確かツイッターだったような??)どなたかが書かれていて私もかなり賛同するところがあったんですが、要は「渡邊元嗣監督作品などに出ていた彼女も忘れてほしくないし、そちらもきちんと語りつがれていくべきだ」的な意見があがってた気がするんですね。

私自身は、由美香さん出演の渡邊元嗣監督作品を残念ながらまだ1本も観ていないという体たらくなんですが、でも例えば荒木太郎監督や吉行由実監督作品の由美香さんは非常に記憶に残っているし、当の元嗣監督の映画についても、コスプレ感満点の可愛いスチールなどからその楽しい作風を想像してみたりします。

渡邊元嗣監督、荒木太郎監督、吉行由実監督。
これらの監督さんたちは皆それぞれ作風も違うしいっしょくたに語ることはできないものの、由美香さんの出演作を通じてうっすらと想起することは、コミカルな要素も含む(←そうじゃない作品もあるけど)ドラマ性の強い作品の中に彼女を置き、フィクションの中に彼女を閉じ込めることによって、(作り手として意図的ではなかったにせよ)結果として彼女をむしろ「解放」してたのじゃないかと。
その「解放」とは、もちろん第一義としては演技者としての解放であっただろうし、仕事が好きだった彼女にとっては、何らかの気持ちの解放にも繋がっていたのでは…と、勝手に考えてみるわけです。

(でもそれを言い始めたら、いや関根和美監督の彼女もすごく可愛いんだよ!とか、ヘンリー塚本監督のAVなんかも面白いんだよ!とか、観る側によって思い入れも様々だとは思うのですけど。)


『監督失格』を観て平野監督の思いを目の当たりにしたことで、なぜか私は映画というフィクションの中に生きた由美香さんのほうを、より強く思いだしました。
壮絶なドキュメンタリーを観てもその場では泣くことができなかったのに、帰り道に電車を何本も乗り継ぎ、家の近くへと走るバスに乗り込み、その車内で『ミスピーチ』のことを思い出し、初めて涙が出てきました。

『監督失格』は林由美香さんの新作、まさに最新作(!)として多くの人に観られるべき映画だと思います。
そして同時に、演技者としての彼女の最後の作品が『ミスピーチ』であって、本当に良かったとも思っています。

たまたまですが、あの作品はハッピーエンドで終わる映画です。
ヒロインは最後に幸せになり、観客はただそれを見送るばかりなのです。
# by hamanokani | 2011-11-03 19:27 | 映画の感想(件数僅少)