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配達されない「四通」の手紙

いや、まあ実際にはちゃんと配達していただいた模様ですので、これは「タイトルに偽りあり」ですね。
(神保町の某劇場さまに託して、何というか「配達」していただいたものです。
ファンとしてこれほどの良き機会はない。感謝感謝でございました。)

んで、いくらなんでも一人で沢山出しすぎだろうとは思いましたけど、
特集が4週間あったので、それにちなんでの、
ワタシの思いを込めた4通の手紙、4通のファンレターです。

彼女の3回目の大きな特集のプログラムが発表される直前のこのタイミングで、
それらを書き留めるものといたします。


【1通目】
中平康監督『誘惑』を観たのがきっかけで、芦川いづみさんのファンになりました。
多彩な人物たちが生き生きと動き回る洒脱な群像劇の中に、不意に妖精のように現れて、物語をかっさらっていくいづみさん。
まさに芦川さんでなければならない役柄、芦川さんのキャラクターなしでは成立しない映画だと思います。
ステキな映画に感謝をこめて。

【2通目】
昨年と今年の2回に渡った芦川いづみさんの特集は、どれも見ごたえある作品ばかりでした。
初めて観た『祈るひと』はとりわけ素晴らしく、芦川さん演ずるヒロインが、様々な価値観の人と出会う中で、少しずつ少しずつ変わっていく姿に胸をうたれました。
滝沢英輔監督の誠実な演出も印象に残ります。

【3通目】
芦川いづみさんが映画で演じてきた様々な女性たちは、物語の結末がハッピーエンドであれ悲劇的なものであれ、映画の中の「彼女たち」にとって、最もふさわしい道を歩んだものと信じます。
時代は変われど、現代の女性たちの悩みや喜びも根底では変わらない。
だから、映画は全く古びていないのだと思います。

【4通目】
芦川いづみさんの2回の特集の中で、芦川さんのお父さん役やお母さん役を演じる俳優さんたちとのアンサンブルを見るのが楽しみでした。
お父さん役の代表格は、何といっても宇野重吉さん。
またお母さん役(またはそれに代わる立場の人々)として、山根寿子さん、月丘夢路さん、高野由美さん、轟夕起子さんetc…たちとのやりとりが、それぞれに見どころでした。




by hamanokani | 2016-06-12 10:57 | 映画
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